(初級編)
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立体・斜体の使い分けは間違えやすい。Wordでは斜体の指定し忘れなどが起こりうるが、LaTeXでは数式中の文字は斜体となるため、何が立体になるかを注意すれば良い。
量記号・定数等の文字は斜体にする。数式モードの中のアルファベット・ギリシャ文字等は斜体となる。物理的な意味をもたないアルファベットは立体とする。また、定数eは立体とする。
添字を使う際には注意が必要である。添字が物理量を表す記号・変数の場合は斜体とするが、記号を区別するためにつけられる単なる文字の場合は立体とする。ただし添字が数字の場合は、数字はそもそも立体なので何もしなくて良い。
数式中で立体の文字を使う場合\mathrm
を用いる。
%斜体にする例
プランク定数$h$と仕事関数$W$を求める。
%立体にする例
測定Aの後、以下の手順で測定Bを行う。
%eは立体, 数式中なので\mathrmを使う
$\log_{10}{\mathrm{e}}$
%添字
%BはBackwardの略である, 立体
光電管の逆方向電圧$V_\mathrm{B}$
%iはinitial, fはfinishedの略と思われる, 立体
振り子の振幅$a_\mathrm{i}$および測定終了後の振幅$a_\mathrm{f}$を測定した。
%jが変数のため、添字も斜体
定常波の波の個数をモード番号$j$とすると、定常波の波長$\lambda_j$は...